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不眠症1(ラジオ小松4月放送)・漢方生薬認定薬剤師のコラム

ラジオ小松4月放送分の収録があった。
ラジオ小松は、水曜日12時~放送です。
ラジオ金沢・ラジオ七尾・・・3局ネットで金曜日14時より再放送があります。
内容は、「2016年4月ラジオ小松  不眠症Ⅰ    虚のタイプ
不眠は、現代人にとって増えてきている症状です。特に春先は、気の芽が上の方に伸びる時期で、この時期は、人間も頭の方へ気が上がり、頭痛、めまい、不眠が多い時期です。ふつうは、一過性で治ってしまう物がほとんどですが、体質によってなかなか治らないタイプがあります。今日は、お年寄りに多くて、ずっと続く不眠についてお話します。このタイプは、陰陽のバランスが崩れ、陽気が上に上がって下がらない病態に当たります。陰と陽はシーソーみたいにバランスをとっていますが、陰が不足すると、陽気が異常に頭の方に上がり眠れなくなります。
① 心陰不足タイプ・・60歳以上になると、腎に蓄えられた精が減ってきます。精が少なくなると物質も作れなくなり、腎にある潤い(陰)が少なくなってきます。そうなると、心にも潤い物質が送れなくなり心神が興奮し眠られなくなってきます。
症状;寝つきが悪い、眠りが浅い、夢を良く見る、すぐ目が覚める、口喝、動悸・息切れが伴います。人によっては、物忘れがひどくなります。
漢方薬:陰や血等潤いを増やし、気持ちを安定させる天王補心丹を用います。
心陰不足がさらに進むと、火が燃え盛り過度の入眠困難の症状に陥ります。腎にある潤い(水)を消耗させ、心の熱を冷やす水が不足する為、一睡もできない様な状態になります。
症状;イライラして、夜じゅう眠れない、動悸、口内炎、頭のふらつき、のどの渇き、足や腰に力が入らずだるい等の症状を伴います。
漢方薬;心火の熱を冷まし、陰(潤い)を増やして不眠を改善する黄連阿膠湯を用います。阿膠は、ロバのニカワから取ったものです
不眠で気をつける事
熱い風呂に入る・・・いい事or悪い事
就寝前にお風呂に入る人も多いと思いますが、「熱いお風呂」は寝つきを悪くします。寝るためにはリラックスモードの「副交感神経」が優位になっていないといけません。40℃以上の熱めのお湯に入ってしまうと「交感神経」が刺激され、体が覚醒モードになってしまいます。
入るなら就寝の3時間以上前か、38℃ほどのぬるめのお湯に浸かることをオススメします。また、シャワーは温度に関係なく肌を刺激することで脳を興奮させるため、就寝直前は避けたほうがいいでしょう。
目の使いすぎに注意、特に携帯の画面を見る
最も影響がありそうで、誰もがやってしまいそうなのが「就寝前の携帯いじり」。
スマホや携帯の液晶画面から出る強い光が「メラトニン」の分泌をストップさせ、不眠症になるケースもあると言われています。
眠れる食べ物;百合根、レンコンの種(蓮子)、豆乳、クコの実、牡蠣、一番増やすものはすっぽんの粉注意する食べ物;ニンニク、トウガラシ、生姜、コーヒー、お酒、辛いもの、熱いもの刺激が強い飲み物」です。
11月22日005

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