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漢方薬石川県ラジオ放送前半(鼻づまりと漢方薬)

H27年12月25日ラジオ小松スタジオにおいて
「漢方のつぼ』の収録があった。
前半は、急性の鼻づまりのお話です。内容は・・
鼻は、空気の出入り口です。ちょっとの事で穴がふさがれると困るので、固い鼻甲介と言う骨によって守られ、鼻が詰まらない様な構造になっています。
鼻の一番の役目は、外界の異物を体内に侵入させないようにする事です。
大きなほこりでしたら、鼻毛によって侵入を防ぎます。もし外から、バイ菌など異物が侵入すると、殺菌作用のあるリゾチームや炎症を静める働きの分泌型IgAと言う粘液が出てきて、異物の侵入を防ぎます。
しかしそれ以上に、異物が侵入しようとした時、人間の体は、鼻をつまらすことによって侵入を阻止します。
漢方薬では、鼻づまりを急に発生し、症状がひどい物を実邪タイプ、徐々に起こり、慢性化したものを虚のタイプに分けて考えます。
今回は、急になって症状がつらい実邪タイプについてお話しします。
1)冷え水が溜まったタイプ
元々胃腸が弱かったり、老化により体のエネルギーが不足し、身体を温める事が出来ず、その為全身に、霧状の栄養を含んだ水分が回せなくなり、水分代謝が悪くなり身体に余計な水分を抱えてしまいます。それが、上の方に上がって鼻のあたりに停滞する為、鼻詰まりが発生します。
症状)寒くなると鼻詰まりが生じ、薄い鼻水、くしゃみ、寒気などを伴います。
人によっては、食欲不振・元気がない・すぐに横になりたがる等が現れます。
漢方)体の元のエネルギーを増やし、防衛力を高め、鼻の部分の水を除き鼻詰まりを改善する麻黄附子細辛湯を用います。
また、透明な鼻水が下に垂れて止まらないタイプには、胃腸を温め水を除く苓桂朮甘湯を併用します。
注意する事)体を冷やすようなアイスやジュースの摂りすぎ、苦い飲み物(コーヒーやお抹茶)の摂りすぎ。体を温める作用のある食材(ニンニク、ギンナンなど)とむくみを取る作用のある食材(あずき、えんどう豆など)を組み合わせて食べましょう。
2)風寒タイプ・・・風邪から来る鼻づまり
風に当たって急に鼻づまりや鼻水が出るタイプです。風邪と言う寒さの邪が体表部から侵入し、肺の機能を乱す為、肺の穴である鼻が通らなくなり、水の流れも悪ムなり、鼻水が止まらなくなる病態です。
漢方薬)風寒の邪を発散し、余計な水を除く小青龍湯を用います。なお鼻づまりがひどい時は、麻黄附子細辛湯を加えます。
風寒の邪を温めながら発散させる生姜やネギの白い所を上手に使ったお鍋なんかもお勧めです。
また、風邪を引きにくくするには、皮膚呼吸を高め、風寒の邪を発散させるシソの葉っぱをお茶代わりに毎日飲む事もいいと思います。シソの葉っぱは、気の巡りを良くする為、ストレスの多い人にもお茶代わりに頂くと、胸の圧迫感やストレスから来る頭痛の改善になります。お試しください。シソの茎が気の巡りを良くする最高の生薬なので、茎を捨てないで利用して下さい。
11月22日003
・・の内容です。最後には、私の作曲した「ローカル線がいいですね」がかかります。聞いて下さい。
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