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石川県小松(ラジオ番組)漢方薬のつぼ

H27年11月27日ラジオ小松スタジオにて収録
五十肩について
内容
『五十肩』と俗に言われる疾患があります。特に自覚する様な原因もなく、40代や50代に発生する事から、四十肩・五十肩と言う名前が付けられました。
これは、肩こりと言うよりも、肩の関節が痛んで凍りついたように腕を上げる事が出来なくなる疾患です。
「肩の関節周囲炎」と呼ばれている様に、肩関節を動かしている筋肉の老化現象により、発現すると言われていますが、原因はそれだけでは、ありません。
漢方の書物に紀元前500年頃に書かれた黄帝内経素問と言う本の中に、「挙痛論」の所に五十肩について書かれています。
この中に、痛みの原因を14種類に分類し寒証(冷え)13個、熱証1個と書かれています。ですから、五十肩は、ほとんど寒(冷え)が原因であると言えます。
今回は、急性の五十肩についてお話しいたします。
Ⅰ)風寒湿タイプ
急性期は、だいたい2~4週間続く事が多く痛くて眠れない場合も伴います。
「腕を上に上げられない、後ろに回せない』などの軽い運動障害が発生します。
原因は、風・寒・湿の3気が合して肩の絡脈(ツボの道)に侵入し気血の運行妨げ、その為、痛みが発生します。
症状)・・昼は痛いが、夜はあまり痛くない。鎮痛剤を服用すると楽になる。五十肩のほか、下肢の冷え、腰痛・頭痛を伴う事があります。
漢方薬)・・胃腸の働きを高め、水はけを良くし冷えを除き、痛みを和らげる五積散を用います。痛みが強い時は、芍薬甘草附子湯を加えます。
冷えが絡んでいる時は、生姜がネギの白い所を頂き体を温めましょう。
反対に、脂っこいもの・生もの・冷たい物は消化が悪く少なくしましょう。
2)痰湿タイプ
風寒湿タイプで、症状が進行したタイプに当たります。
体の水分が、時間と共に痰と言う粘ったものに変化し、これが身体の至る所に停滞しこれが痛みを発生させます。
このタイプは、「筋肉が裂けるような痛み」・・激痛になるのが特徴です。
症状)肩が痛く、夜も眠られない、身体が重い感じがする。雨の降る前は、痛みが強くなる。
漢方薬)痰を除き、痛みを除くニ朮湯を用います。
この漢方薬で効果のある人は、50%と言われていますが、肩の痛みのほか、しびれや疲労感が伴った場合は、人参養栄湯と言う気血を補う漢方薬を加えます。
食べ物では、甘い物や脂っこいものは控え、消化の良い物を進んで食べて下さい。
良い食材は、シイタケやクラゲが痰を除く作用があります。
薬草としては、ミカンの皮(陳皮)をお茶代わりに飲んで下さい。
いずれの場合も、肩を冷やさないようにタオルか半袖のシャツを1枚増やして、お休みになるようにして下さい。
11月22日002
楽しい番組になっています。最後には、私の作曲した「ローカル線がいいですね・金沢・・和倉』が入ります。
聞いて下さい。
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